酔芙蓉(すいふよう) ・ 杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺


■酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺

酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 
酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 

 

●芙蓉(ふよう)

 

 

芙蓉は夏を代表する花木の1つです。1つ1つに花が開く期間は短いですが、次々に新しい花を咲かせます。

 

芙蓉は柔らかな花姿と、1日で枯れてしまう儚さから、昔から美しい女性の例えとして使われてきました。このことから、「繊細な美」「しとやかな恋人」という花言葉がつけられました。

 

樹高1.5~3mに生長し、夏になるとピンクや白の花を咲かせます。花は、直径10~15cmと大輪で、朝に開き、夜にはしぼむことが特徴です。開花時期は、7~10月。

 

 

 

●酔芙蓉(すいふよう)

 

 

酔芙蓉は、芙蓉の突然変異種で、晩夏から秋に、幾重にも花弁が重なる清楚な白い花が朝早く咲き、午後にだんだん淡い紅色に変わり、夕方になるにしたがって濃い紅色になります。

 

時間がたつにつれて、白い花が濃いピンクへと変色する様子が、酔っ払っていく様子に似ていることから名付けられました。

 

酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 
酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 
酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 
酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 

酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 
酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影 

酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影
酔芙蓉(すいふよう) 長谷寺 171005撮影

■杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺

杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影

 

●杜鵑草(ホトトギス)

 

 

杜鵑草(ホトトギス)という名前は、花びらの斑点模様が、野鳥のホトトギスの胸に生える羽毛の模様と似ていることからつけられました。

 

鳥類のホトトギスは古来より「霊長」とされていたため、花もまた格調高い花として茶花や生け花に古くからよく用いられています。

8~11月に開花し、見頃となる草花です。あまり日の当たらないところで育つ性質があり、お盆を過ぎた頃に咲き始めることから、秋の到来を感じさせてくれます。

 

ホトトギスの花の開花期間は長く、夏から晩秋まで咲き続けます。その花が長く咲いている姿にちなんで、「永遠にあなたのもの」「秘めた意思」という花言葉がつけられたとされています。

 

開花時期は、8~11月。花の色は紫、白、黄色、ピンク。

 

杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影

杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影

杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影
杜鵑草(ほととぎす) 長谷寺 171005撮影