馬酔木(あせび)2 ・ 水仙(すいせん)2
●馬酔木(ばすいぼく、あせび)
鈴のような白い花を、枝いっぱいに咲かせるアセビ。アセビとは、ツツジ科・アセビ属に分類される常緑性の低木です。葉や茎に含まれる有毒成分よって「足がしびれる」ことが変化して「アセビ」と名付けられました。別名は葉っぱを食べた馬が酔っ払ったようにふらふらしてしまったことから、馬酔木と名付けられたようです。
開花時期は2~4月、ドウダンツツジに似た釣り鐘型の花を茎に連なって咲かせ、枝から吊り下がります。
花言葉は、「犠牲」「献身」。万葉集にも詩が詠まれるほど古くから栽培されている低木です。
●水仙(すいせん)
水仙は、ほのかな甘い香りで春の訪れを知らせてくれる花です。その香りは天然香料として、香水の原料になっています。
冬から春にかけてラッパ状の花を咲かせる耐寒性のある球根植物です。神話の時代からヨーロッパで親しまれ、日本へは中国を経由して平安時代にもたらされました。
ヒガンバナ科の球根植物で、花期は12月~4月、花の色は白、黄色。
水仙の花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「神秘」「尊重」。