車輪梅の実(しゃりんばいのみ) ・ 南天の実(なんてんのみ)


■車輪梅の実(しゃりんばいのみ)

車輪梅の実(しゃりんばいのみ) 実家の庭 161111撮影
車輪梅の実(しゃりんばいのみ) 実家の庭 161111撮影

 

●車輪梅(しゃりんばいのみ)

 

 

車輪梅の実、5月に、光沢のある濃い緑色の葉や枝先を埋めつくすように、白い小さな花がいっせいに咲き、秋になると少し粉をふいたような黒紫色に熟した実がたくさんなります。

 

真っ白くこぼれるように咲く生垣の花、シャリンバイ(車輪梅)。

花の名は、葉が枝先に車輪のように放射状に集まり、白い5弁の花が梅の花に似ていることから名づけられました。

 

花言葉は、「純真」は、降り積もるように咲く白い花の清らかさをたと言われています。

 


車輪梅(しゃりんばい) 散策路 161118撮影
車輪梅(しゃりんばい) 散策路 161118撮影



■南天の実(なんてんのみ)

南天の実(なんてんのみ) 実家の庭 161111撮影
南天の実(なんてんのみ) 実家の庭 161111撮影

 

●南天の実(なんてんのみ)

 

 

南天は、中国や日本が原産の常緑低木で、自然界では1~3mほどにまで生長します。漢名の「南天燭」から、日本では「ナンテン」と呼ばれています。

夏に咲いた白い花は徐々に赤色になり、冬になると真っ赤な果実を実らせます。

 

魔除けや火災よけの効果がある植物とされ、江戸時代には玄関先によく植えられていました。鬼門と呼ばれる南西の方角に置くのがよいとされています。

 

他にも、難を転ずる→難転→なんてん、という意味合いから、お年寄りが転ぶときに寄りかかることができる木として、トイレの近くに植えられていたようです。

 

花言葉は、赤い実:「幸せ」「私の愛は増すばかり」「よき家庭」。

開花期は6~7月、11~12月に実をつけます。