凌霄花(のうぜんかずら) ・ 鹿の子百合(かのこゆり) ・ ハマボウ


■凌霄花(のうぜんかずら)鎌倉妙本寺・妙法寺

凌霄花(のうぜんかずら) 鎌倉妙本寺 160716撮影
凌霄花(のうぜんかずら) 鎌倉妙本寺 160716撮影

●凌霄花(のうぜんかずら) 鎌倉妙本寺、妙法寺

 

 

凌霄花は、真夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる花木です。つるを壁や木に生やし、どんどん花を咲かせていく姿は迫力満点。平安時代には、薬として使われていたとのことです。

 

花名のノウゼンカズラは、漢名「凌霄花」の音読み「りょうしょう」が転じて「のうぜん」になったともいわれます。ラッパ型の花を咲かせます。

 

花言葉の「名声」「名誉」も勝者などを祝福する際のファンファーレでトランペットを吹くことにちなむといわれます。開花時期: 7月~9月、花色はオレンジ、黄、赤、ピンク。





凌霄花(のうぜんかずら) 鎌倉妙法寺 160716撮影
凌霄花(のうぜんかずら) 鎌倉妙法寺 160716撮影


■鹿の子百合(かのこゆり) 鎌倉妙法寺

鹿の子百合(かのこゆり) 鎌倉妙法寺 160716撮影
鹿の子百合(かのこゆり) 鎌倉妙法寺 160716撮影

●鹿の子百合(かのこゆり) 鎌倉妙法寺

 

 

鹿の子百合はユリ科ユリ属の多年草です。紅色や薄いピンク色で斑点のある花が特徴です。

 

名前の由来は、花に斑点が沢山ありその斑点が鹿の絞りの模様に見えることから名付けられました。

原産国は日本です。

 

花言葉には「荘厳」「慈悲深い」「上品」。開花時期は、6~8月。



■ハマボウ 鎌倉妙法寺

ハマボウ 鎌倉妙法寺 160716撮影
ハマボウ 鎌倉妙法寺 160716撮影

●ハマボウ 鎌倉妙法寺

 

 

夏に、枝先の灰緑色の葉のわきに次々とつぼみをつけて、レモン色の5枚の花弁がスクリュー状に重なり中心が暗紅色の花が咲きます。朝咲いて夕方にしぼみ、新しい花が毎日咲きます。

 

花の名は、浜辺に生える朴の木(ホオノキ)を意味するハマホウ(浜朴)が転訛したという説があります。

 

花言葉の「楽しい思い出」は、夏休みに海水浴を満喫する子供たちを岸辺から眺めながら、毎日楽しげに花を咲かせる様子からつけられたようです。