夏の写句 4

写句の無断転用は、原則禁止とします。



夏の写句 4


■ 嫁いりて 72


嫁いりて妻嬉しくて夏至の雨

 

嫁いりて(よめいりて)201906/21作句 夏・金魚俳画2016制作
嫁いりて(よめいりて)201906/21作句 夏・金魚俳画2016制作

■ 夏の山 71


息上がり半僧坊は夏の山

 

夏の山(なつのやま)2018/11/19作句 鎌倉建長寺半僧坊
夏の山(なつのやま)2018/11/19作句 鎌倉建長寺半僧坊

■ 夏の雨 70


ざわざわと風追い駆ける夏の雨

 

夏の雨(なつのあめ)2018/08/08作句  親水緑道2018/07/29
夏の雨(なつのあめ)2018/08/08作句  親水緑道2018/07/29

■ 風鈴 69


風鈴や風よぶように音きこゆ

 

風鈴(ふうりん)2018/07/24作句 俳画2018/07/23制作
風鈴(ふうりん)2018/07/24作句 俳画2018/07/23制作

■ 茗荷の子 68


妻はまだ夕げに摘めり茗荷の子

 

茗荷の子(みょうがのこ)2018/07/05作句  俳画2018/07/04制作 
茗荷の子(みょうがのこ)2018/07/05作句  俳画2018/07/04制作 

■ 妙本寺 67  ここから句集Ⅱ


紫陽花の抜けて薄闇妙本寺

 

妙本寺(みょうほんじ)2018/03/20作句  妙本寺二天門 2017/07/03撮影
妙本寺(みょうほんじ)2018/03/20作句  妙本寺二天門 2017/07/03撮影

■ 花蔓草 66


薄日にもしぶとくのびしはなつるそう

 

花蔓草(はなつるそう)2017/11/14作句
花蔓草(はなつるそう)2017/11/14作句

■ 朝焼 65


朝焼けの静かにさして水面かな

 

朝焼(あさやけ)2017/10/24作句
朝焼(あさやけ)2017/10/24作句

■ 灸花 64


虫鳴きてぽつりぽつりと灸花

 

灸花(やいとばな)2017/09/01作句
灸花(やいとばな)2017/09/01作句

■ 眩耀 63


夏灼くるいま眩耀の竹の央

 

眩耀(げんよう)2017/08/09作句
眩耀(げんよう)2017/08/09作句

■ 残滓 62


夏旺ん花もうなだる残滓かな

 

残滓(ざんし)2017/08/08作句
残滓(ざんし)2017/08/08作句

■ 茄子の花 61


茎紺の白をも染めし茄子の花

 

茄子の花(なすのはな)2017/08/01作句
茄子の花(なすのはな)2017/08/01作句

■ 夏暁(なつあけ)60


夏暁や心地よき陰猫すべり

 

夏暁(なつあけ)2017/07/29作句、俳画
夏暁(なつあけ)2017/07/29作句、俳画

■ 夏の夕 59


ジャズ聴いて俳句おろして夏の夕

 

夏の夕(なつのゆう)2017/07/29作句 
夏の夕(なつのゆう)2017/07/29作句 

■ 夏休 58


風浮けて弾ける子等は夏休

 

夏休(なつやすみ)2017/07/21作句 
夏休(なつやすみ)2017/07/21作句 

■ 向日葵 57


向日葵や音なき路傍色深く

 

向日葵(ひまわり)2017/07/13作句 
向日葵(ひまわり)2017/07/13作句 

■ 蓮浮葉 56


息をのみ現し世覗く蓮浮葉

 

蓮浮葉(はすうきは)2017/07/12作句 鎌倉鶴岡八幡宮の蓮 
蓮浮葉(はすうきは)2017/07/12作句 鎌倉鶴岡八幡宮の蓮 

■ 梅雨の輪 55


梅雨の輪や落ちて広がりまた消えて

 

梅雨の輪(つゆのわ)2017/07/05作句 
梅雨の輪(つゆのわ)2017/07/05作句