野牡丹(のぼたん) ・ 秋海棠(しゅうかいどう)
●野牡丹(のぼたん)
円覚寺の境内に咲いていた「野牡丹」。
花言葉は「謙虚な輝き」、ひときわ目を引くきれいな花でした。紫色がきれいな花です。
夏から秋に、幾本か縦脈が入ったビロード状の葉をつけた枝先に、花径7~8cmほどの淡い紅紫色の美しい花を咲かせます。
牡丹には似ていませんが、“牡丹のように美しい”という意味でこの名前になったそうです。
●秋海棠(しゅうかいどう)
浄智寺の境内にひっそりと「秋海棠」が咲いていました。
花言葉は「片思い」、名前の由来は、花が春に咲く海棠に似ていて、秋に咲くことから秋海棠と名付けられたそうです。
葉は左右大きさの違う独特の大きなハート形で、葉のわきから紅色を帯びた細くたよりなげな茎に花柄を垂らし、花径3cmほどのピンクや白の花を咲かせます。どこか繊細な雰囲気を漂わせ楚々とした草姿は風情があり、茶人や俳人に親しまれてきたそうです。