春紫苑(はるじおん) ・ 小判草(こばんそう)
●春紫苑(はるじおん)
ハルジオンは、キク科の多年草で、白やピンクの細かい花びらを持つ野草です。
同じキク科で秋に咲くシオン(紫苑)にちなんで、春に咲くシオン(紫苑)ということでハルジオン(春紫苑)という名前が付けられたと言われています。
開花時期は4月~6月。ハルジオンの花言葉、「追想の愛」。
●小判草(こばんそう)
晩春から夏に、線形の葉の間からまっすぐ伸びた茎先が枝分かれし、細い糸のような花柄をまばらに出して、淡い緑の小さな花穂をつけ、花穂が実ってくると黄褐色になります。
花の名は、穂の形が小判に似ていることから名づけられました。別名のタワラムギ(俵麦)は、穂を俵に見立ててつけられています。
コバンソウはイネ科の植物で、小花が集まった小穂ができ、花びらのない小花からおしべが少し出ています。
花言葉「金満家」は、花名どおり花穂が小判のように見えることからつけられています。
開花時期は、5月~7月。