蕗の薹(ふきのとう)
●蕗の薹(ふきのとう)
早春、土の中からつぼみを出しその後、葉が出ます。
冬に黄色い花をつけることから「冬黄(ふゆき)」が略されフキ、花をつける茎、花茎が薹となり、「ふきのとう」といわれるようになったと言われています。
キク科フキ属のフキノトウ(蕗・苳・款冬・菜蕗)の薹(学名:Petasites japonicus)は日本では蕗、苳、款冬、菜蕗と言った名前が付いています。
開花時期は2月~3月。花色は黄色、白色。
言葉の「待望」は、早春に芽吹く「春の味覚」の一つで、その独特の滋味を待ちかねられる存在であることからと、言われます。