芙蓉(ふよう) ・ 鬼百合(おにゆり)
●芙蓉(ふよう)
芙蓉は夏を代表する花木の1つです。1つ1つに花が開く期間は短いですが、次々に新しい花を咲かせます。
芙蓉は柔らかな花姿と、1日で枯れてしまう儚さから、昔から美しい女性の例えとして使われてきました。このことから、「繊細な美」「しとやかな恋人」という花言葉がつけられました。
樹高1.5~3mに生長し、夏になるとピンクや白の花を咲かせます。
花は、直径10~15cmと大輪で、朝に開き、夜にはしぼむことが特徴です。
開花時期は、7~10月。
●鬼百合(おにゆり)
草丈は1~2mと大型のユリ科の植物で、尖った葉っぱの間から長い茎を伸ばし、先端に花を斜め下向きに数個~多いときで20個くらいの花をつけます。
花の直径は10cmほどと大きく、オレンジ色の花弁に茶褐色の斑点があります。
そんな花の姿が赤鬼を思わせることから、「鬼百合」と名付けられました。
花言葉は、「愉快」「陽気」「華麗」。