岨菜(そばな) ・ 毒痛み(どくだみ)
●岨菜(そばな)
ソバナは別名では「ツリガネソウ」とも呼ばれています。可憐な一輪の花を茎から咲かせる姿からこの名前を連想させました。
釣り鐘のような形をした青紫色の花を咲かせます。花は“釣鐘人参(ツリガネニンジン)”とよく似ています。
ツリガネニンジンは花が輪生しますが、ソバナは花が一つずつ独立して咲くので、見分けがつきます。
花言葉は「清らかな愛」。
開花時期は8月頃。
●毒痛み(どくだみ)
半日陰地を好み、住宅の周辺や道ばたなどに自生するドクダミ。
花言葉の「野生」は、繁殖力が高く、ちぎれた地下茎からでも繁殖するたくましさに由来するといわれています。
ドクダミの白い花びらのように見えるのは総苞片(花を保護する葉)であり、棒状の花序に淡黄色の小花が密生しています。
通常、白い総苞片は4枚ですが、これが多数ある八重毒痛み(ヤエドクダミ)もあります。
開花時期は、5~7月。