三椏の花(みつまた) ・ 花海棠(はなかいどう)
●三椏の蕾・花
真っ白なミツマタの蕾(つぼみ)が、まるで雪が積もったような風情です。
ミツマタの花は、〝黄色い花〟か、〝赤い、朱色の花〟か、いずれかの花が開花するのだそうです。三椏(みつまた)という字の意味は、ミツマタの木の枝(えだ)が必ず3つに分かれることからだそうです。
花言葉は、「強靭」、「壮健」、「以外な思い」、「永遠な愛」、「肉親の絆」。「強靭」「壮健」は、樹皮の繊維が強いことで日本では紙幣の原料となることからの由来から、「永遠な愛」「肉親の絆」は、ミツマタから作られる和紙が、長期保存にも耐えることから転じて、長く続く縁や絆をイメージしたと言われます。
ミツマタの花の開花期は、3〜4月。
●花海棠(はなかいどう)
ハナカイドウはリンゴと同属の中国原産の植物です。和名の「かいどう」は漢名「海棠」の音読みです。
江戸時代初期に日本に渡来し、花が美しいことから「花海棠」と呼ばれるようになったといわれます。
また、花柄が長く花が垂れさがることから「垂絲海棠(スイシカイドウ)」の別名もあります。
花言葉は「温和」「美人の眠り」「艶麗」
春の花。花色はピンク。開花時期は4月~5月。