京鹿子(きょうがのこ) ・ 雪の下(ゆきのした)
●京鹿子(きょうがのこ)・・円覚寺黄梅院
北鎌倉円覚寺、境内奥の「黄梅院」に、京鹿子が咲いていました。ピンクの綿雪のようなきれいな花です。
京鹿子(きょうがのこ)別名:夏雪草。 晩春から初夏にかけて、掌状の葉の上にまっすぐ伸びた紅紫色の茎先に、小さなピンク色や白い5弁の花が集まって、霞がかかったようにふんわりと咲きます。
名前の由来は、京都の伝統工芸の絞り染めの一種、京鹿の子絞に見立てたもの。
花言葉「質素な美」。
開花時期は、6~8月。
●雪の下(ゆきのした)円覚寺・・円覚寺黄梅院
雪が積もっていてもその下に緑の葉を付ける生命力から名付けられたとされるユキノシタ。ユキノシタ科・ユキノシタ属に分類される常緑多年草です。
赤みを帯びた濃い緑色の葉っぱは、ハート型で丸みがあり、縁はギザギザしています。また、葉っぱの表面には、葉脈にそって白い斑が入ります。
春になると、20~50cmほど茎を伸ばし、紅や黄色の斑点がある白い花を咲かせます。
花びらは5枚で、上の3枚が3mm、下の2枚は10mmほどの長さになる独特の花の形をしています。
花言葉は、「深い愛情」「博愛」。
開花時期は、5~7月。