大金鶏菊(おおきんけいぎく) ・ 南天(なんてん) ・ 蛍袋(ほたるぶくろ)
●大金鶏菊(おおきんけいぎく)
大金鶏菊は北アメリカ原産で、明治時代に観賞用として日本に入ってきたものが野生化して繁殖し日本各地に広がったそうです。2006年2月に「特定外来生物」に指定されています。
金鶏菊の名前の由来は、花の色を金鶏(黄色の鳥)に見立てたと言う説と、金色に輝き花の形が鶏の鶏冠(とさか)に似ているからと言う説があります。
花言葉は、「いつも明るく」「きらびやか」「新鮮で華やか」。 開花時期は、6~8月。
●南天(なんてん)
南天は、夏に咲いた白い花は徐々に赤色になり、冬になると真っ赤な果実を実らせます。
魔除けや火災よけの効果がある植物とされ、江戸時代には玄関先によく植えられていました。鬼門と呼ばれる南西の方角に置くのがよいとされています。和名の「南天(ナンテン)」は、漢名の「南天燭(なんてんしょく)」を略したものです。
花言葉の「私の愛は増すばかり」は、初夏に白い花が咲いた後、その実が晩秋から初冬にかけて真っ赤に色づく姿にちなむともいわれます。
開花時期は6~7月。
●蛍袋(ほたるぶくろ)
日本に自生するキキョウ科の多年草で、冬の間は土から出ている地上部が枯れてしまっていますが、春になると芽を出し、初夏にはつりがね式の提灯のような花を咲かせます。
和名の「蛍袋(ホタルブクロ)」は、子どもが袋のような形をした花のなかにホタルを入れて遊んだことに由来するともいわれます。
花言葉の「忠実」「正義」は、教会の鐘を連想させるホタルブクロの花姿にちなむともいわれます。
開花時期は、6月~7月。花色は白、赤紫、紫。